テイルズオブファンタジア(PS) レビュー
はい。テイルズオブファンタジアです。
もはやシリーズ化もされて久しく、ハードも3つくらいは超えて存続し続けているタイトルなので、知らない人もいない作品、その初代です。
といって、ここで上げているのはPS版で、本来はSFCがオリジナルです。
この作品でだいたい言われていることといえば、SFCというハードのソフトでありながら、オープニングでボーカル曲が流れることでしょうか。
ここ
[SFC版] テイルズオブファンタジア オープニング [60FPS][HD]
ボーカール曲だけじゃなく、ナレーションでもしゃべるし、戦闘中もよくしゃべります(笑)SFCなのに……。今でこそ普通のことですが、キャラクターにCVいるのって当時としては画期的だったのではと思うのです。
あと、特徴的なのが戦闘システムです。
それまでのRPGでコマンド選択式の戦闘が主流だったのに対し、LMBSという当時流行っていた格闘ゲームに近い感覚で戦うことができるというものです。
アクションゲームのように防御する一方で、さまざまな技を出すボタン操作をすることで、臨場感のある戦いが楽しめるというものです。
とはいえ、当時の格闘ゲームほど複雑なボタン操作は必要なく、比較的簡単に打ち込めるものがほとんどです。
味方はあらかじめ設定した作戦に合わせて自動で戦ってくれますが、その都度、自分である程度操作も可能で、コマンド操作で術や技を出すこともできます。
あとは回復アイテムが15個しか持てない代わりに、フードサックシステムがありました。これも後のシリーズに継承されていますが、各地で料理レシピを集めることで、食材アイテムを組み合わせて様々な料理をすることができるというものです。
戦闘中に使えるのは回復アイテムだけですが、それ以外では料理することで、さまざまな効果を得ることができます。
とにかくあらゆる面で型破り。
新しいものを生み出そうとする当時の気概を感じますね
そしてストーリーは……ストーリーはなんだろう(苦笑)
ここはどうしてか割と王道という気がするんですね(苦笑)
物語の最初にまず主人公の村が謎の武装集団に襲撃を受けるのですが、彼らの目的が大昔に封印された悪の大王ダオスを復活させること。
そのダオスをうまく利用して武装集団のリーダーは、自分が支配の頂点に立とうとしたのですが、結局、ダオスに殺されて、ダオスは暴走していくことになります。
そんなダオスの破壊を阻止するために、主人公たちは過去や現在、そして未来まで時を旅して戦っていくことになります。
ただ、実はダオスにも目的があって……という内容です。
まあ、ダオスという悪役にもいろんな事情があるという点においては、それまで勧善懲悪によった単純な内容から脱却しているものの、それほど目新しい内容でもないです(苦笑)
わりと王道といっていいかもしれません。
まあ、ボイス曲入れたり、キャラクター喋らせたり、その上あんまり複雑なストーリーにしても当時のSFCカセットの容量に入りきらなかったのかもしれません(笑)
というわけで、今回のレビューをまとめようと思います。
ランク | |
ストーリー |
:★★★☆☆ |
オリジナリティー | :★★★★☆ |
グラフィック | :★★★☆☆ |
音楽 | :★★★★☆ |
やり込み度 | :★★☆☆☆ |
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