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スターオーシャン(SFC)最終レビュー

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今回でスターオーシャン(SFC)のプレイ日記最終ですw

では、いってみましょう。

 

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前回、マーヴェルに付き合って一緒に紅い盾に復讐をしに行ったロニキスたちと合流し、

いきなり魔王討伐の目的が飛び出しました。

どうも今回の石化病の原因ウイルスの宿主は魔界にいる魔王アスモデウスのようです。

ここに来るまで、そういった話は一切なかったはずなのですが、なぜかいつの間にかすでにそういう話があったかのように物語は進んでいました(苦笑)

 

というわけで魔王討伐の情報を求める為にも、討伐志願者を募集しているヴァン王国の王様に会いに行くことになります。

 

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王様に謁見することが許されましたが、事はそうすぐ単純には行きません。

王様は試練の迷宮に向かい、そこで魔王を倒せる者として力を示せ、と言われます。

この試練の迷宮が本当に大変でしたw

たぶん、今回のスターオーシャンのダンジョンとしてはベスト3に入る難しさでした。

 

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そんなに深いダンジョンではなく、すぐに戻ることができるのだけど、ところどころ謎解きなどもあって、そう簡単ではありませんでした。

モンスターもそこそこ強かったし、何より石化が痛い。

このゲーム、一番やられて辛い状態異常はもうこの石化に尽きます。

石化を防ぐアイテムとしてストーンチェックというのがあるのですが、これの性能もそうよくありません。

 

30%の確率で石化を防げないのです。

 

約3回に1回は石化してしまう

というわけです……(汗)

 

ていうか、こんな危ないダンジョンがヴァン城の地下に普通にあること自体が恐ろしい……。

 

なにはともあれダンジョンを攻略してようやくヴァン王は、魔王を倒すのに必要なことを教えてくれます。

 

要約すると、魔王は魔界に棲んでおり、そこに行くには『真実の瞳』が必要なようです。その『真実の瞳』はかつて旧異種族といわれた種族によって作られたもので、元はといえば、彼らが作った『真実の瞳』、異次元に通路を作ってしまう装置によって魔界と繋がったことが現在の魔界との戦争の元凶なのだそうです。

 

彼らはムーア人と自らを名乗り、その出生には謎が残るのだけど、そもそもムーア人はいきなりこの世界に現れたという伝承が残っているそうです。

旧異種族とは何者なのか。

 

彼らは『真実の瞳』に関する情報を四つの国にそれぞれ託したらしく、手に入れるためには、四つの国からその情報を得なければなりません。

 

つまり魔界との扉を開くという同意を四つの国から得て、情報を手に入れなければ『真実の瞳』を手に入れることはできず、魔界に行けない。

魔界に行けないのだから、魔王を倒すこともできないというわけです。

 

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そんなわけで、四つの国を巡って

同意を得てきましたw

 

で、ようやく得た情報によると『真実の瞳』はパージ神殿にあるとのことw

 

二度と来るな、とルーンたちに言われたのだけど、これはもうパージ神殿に行くしかないようです(苦笑)

 

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しかし意外なことに、四つの国から魔界への扉を開く同意を得たことを示す四つのエンブレムを提示すると、ルーンたちはあっさり協力を了承してくれました。

前回、ルーンたちと謁見したこの部屋の奥に、実はさらに奥へと通じる道が開かれたのです。

 

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するとその先には、先ほどまでの荘厳で歴史を感じさせる神殿の様相からは掛け離れた先進的なテクノロジーによって建造された通路が続いていました。

いったいパージ神殿とは何なのか!?

この神殿を創った旧異種族とは

何者だったのか!?

ところで、ロニキスって事あるごとに惑星ロークを未開の惑星っていうのだけど、よくラティやミリーの前で言えますね……と(汗)

 

この二度目のパージ神殿は本当に苦労しました。

複雑に入り組んだ回廊に何度も何度も迷って、モンスターも一部は異常に強かったりします。

 

何度も街に戻って補給を繰り返しながら、ダンジョンを攻略していきました。

 

ようやくダンジョンの最奥にたどり着いたとき、そこにあったのは、旧異種族の秘密でした。

 

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空中に浮かび上がったスクリーン。

そこにはどういうわけか地球の世界地図が描かれていて、さらにその中央には見慣れない大陸が描かれていました。

ムー大陸です。

 

どうやらこの惑星ロークに遥か昔、突如現れた旧異種族、ムーア人とは地球の伝説上の大陸であるムー大陸に住んでいた人々のことだったのです。

 

ムー大陸は遥か昔に、何が原因かは不明ですが、突然、大陸ごとこの惑星ロークに空間転移したというのです。

それからムーア人たちはなんとか地球に帰るために、技術を発展させて、この『真実の瞳』を創ったようです。

 

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どうやら魔界との通路を創ってしまったムーア人たちは、元々は地球の人々で、なんとか地球に帰ろうとして創った『真実の瞳』の事故で魔界との通路を作ってしまったということのようです。

 

けれど、いろいろ疑問もあるのです。

 

そもそもこの魔界の魔王の血をもとにウイルスを生成したのが、300年後のある第3の勢力だったわけなのだけど、どこでそんな情報を得たというのか……。

 

もう一つは、そのウイルスの宿主である魔王の血を得るために、300年前にタイムスリップした第3の勢力は、当然、惑星ストリームのタイムゲートを通ったのだろうけど、それをよくタイムゲートが許可したな、と思うのです……。

 

タイムゲートが大量殺戮の武器となる石化病ウイルスを手に入れようとする第3勢力を過去に送らなければ、そもそもこの事件は起こらなかったはずなのです。

第3勢力にはタイムゲートを欺く術があったのか。

 

それとも連綿と続く時間と空間の理は、常人には理解できないほど壮大で複雑な計画があるのか。

 

タイムゲートからしてみれば、この事件は起こる必要があった事件なのか。

 

 そういった謎が残りますね。

 

まぁ、それはさておき、物語は続いていきます。

なんとかパージ神殿で『真実の瞳』を手に入れた一行は、ついに魔界への門を開きました。

 

そこからも紆余曲折があったのだけど(もう本当にいろいろ……苦笑)、なんとか魔界に向かった一行は、魔界の奥で奇妙な研究所を見つけます。

結局、この研究所もよく分からなかったのだけど(苦笑)

どうもここに魔王がいたわけですw

SFC版ではまず魔王との戦闘の前に、すでに第3勢力に捕まっている魔王がいましたw

何か電撃の走るトラップのようなもので、見事に捕獲されている魔王w

 

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結局、いかに魔王といえども未来の技術の前では手も足も出ないということなのでしょうか。

しかも、血さえ採ってしまえば後は用はないとばかりにさっさと引き上げる第3勢力の末端たち。

重要なのは魔王本人ではなく、その血の中のウイルスというわけです。

ここまで脇役扱いにされている魔王も

珍しい(苦笑)

これじゃ、魔王も激怒するわけです。

 

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ある程度、ダメージを与えるとご覧の通り、胴体だけの存在になります。

ちょっとグロいのですが、ここから胸の辺りから発射するエネルギー砲をバカスカ連射します。

このエネルギー砲がとにかく痛い(涙)

ヨシュアがいなかったら、とても勝てない相手でした。

 

でも、とにかくなんとかやっつけます。

 

これにより、魔王の死体から血液を採取し、石化病ウイルスに対抗できるようになりました。

すでに石化してしまった人たちも薬で治すことができます。

 

これでこの物語もようやくハッピーエンド……

ということにはなりませんでした(苦笑)

 

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はい。

どうやらこの石化病を巡る一連の事件の首謀者は、惑星ファーゲットの独裁者ジエ・リヴォースだったようです。

 

彼はファーゲットで違法とされる遺伝子操作によって生まれた超人類で、瞬く間に惑星ファーゲットの政治の中枢に入り込み、実権を握ってしまったようです。

こういう暴走した遺伝子操作による超人類が、地球連邦への恨みから悪逆非道な虐殺などを画策し、事件を起こすというのは、まさしく映画『スタートレック』にも登場したカーンを彷彿させますね。

 

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以前の記事でもお伝えしたように開発者は熱心な『スタートレック』ファンらしく、映画のオマージュが随所に観られます。

これもその一つですね。

 

 

そして、惑星連邦に戦いを挑むために第3勢力として裏からの活動を続け、石化病の原因ウイルスを兵器化しようとしたのです。

 

その過程で惑星ロークの人々を実験台にしつつ、その特殊な体質をも利用しようとしたというのが今回の事件の経緯でした。

 

今回、ラティたちの活躍によって石化病が食い止められたことで、追い詰められたジエ・リヴォースがついに自ら戦いを挑んできたようです。

 

ロニキスとイリアは、再びラティたちに協力を求め、今回の首謀者ジエ・リヴォースに最後の戦いを挑みます。

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第一形態の時点ではそんなに苦労もしないで勝てました。

というのも、詳しくは書きませんが、このジエ・リヴォースに会う前のダンジョンで、そうとう迷ったおかげで無駄にレベルが上がっていましたw

 

その第二形態では、ちょっとだけ苦労したのだけど、結局、これもほぼスムーズにストレートに勝つことができました。

この第二形態ではネオ・リボースになるのだけど、時々5000くらい回復するので、それが少しやっかいだったのです。

 

でも、それ以上にダメージを与えられるくらいにはレベルが上がっていましたw

 

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ジエ・リヴォースは強大な軍事力を背景に、有無を言わさぬ支配を続けてきたとして、地球連邦を憎んでいました。

当の地球連邦側の人間であるロニキスやイリアは、それはジエ・リヴォースの歪んだ被害妄想だといって一蹴しますが、少なくとも惑星ファーゲットのすべての人々ではないにしても(実際、一度はジエ・リヴォースに捕まったラティたちを助けてくれたのはファーゲットに対抗するファーゲットの反抗勢力でした)、ある程度、ジエ・リヴォースに賛同する勢力があったことは確かなのです……。

 

彼を殺したことが正しいことだったのか。

恐らく、その信が問われる日がいつか来るのでしょう。

それをはっきりとラティたちに伝えながら、ジエ・リヴォースは永遠の眠りにつきました。

 

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独裁者ジエ・リヴォースが画策したすべての目論見を粉砕し、彼を倒したことで、一応、解決を見た今回の事件。

 

仲間たちは別れを惜しみながらそれぞれの生きる世界へと帰っていきました。

 

そして地球連邦のロニキスとイリアも、ラティたちをロークに送ったあと、初めて出会ったその場所で別れを告げます。

 

……というところで綺麗にエンディングですw

 

 

 

■感想

だいぶダンジョンで迷ったりしていろいろ苦労もしましたし、最初はスキルや特技というシステムがよく分からなくて苦労もしたのですが、結局、楽しめましたw

 惜しいところは、以前も書いたのですが、ストーリーがこれほど壮大になったことで容量不足が目立ったということです。

ところどころ省かれたようなイベントシーンが幾つもあって、時々、ふとストーリーに違和感を感じてしまうところですね。

ただ、こういったSFCならではの問題点はPSPのリメイク版では解消されていて、綺麗に物語が補完されているようです。

今回はSFC版をやってみたのですが、やっぱりスターオーシャンを完全に楽しみたいという人は、PSP版から始めた方がいいのかもしれません。

変な違和感もなく、するっと物語を楽しめるだろうと思いますw

では、最終レビュー!

  

ランク
C
ストーリー

:★★★☆☆

オリジナリティー :★★★☆☆
グラフィック :★★★★☆
音楽 :★★★★☆
やり込み度 :★★★★☆

 

 

 

 

さて、今回はここまで。

 

 

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