スターオーシャン(SFC)その3
3
今回もやっていきます。スターオーシャン。
前回までの流れとしては、石化病の原因となったウイルス保菌者を捕獲するために過去へのタイムトラベルを敢行したわけですが、その際、ミリーとロニキスたちと離れ離れになってしまいました。
ミリーたちと合流するために、旅立ったラティとイリアは、途中、シウスを仲間に入れて旅を続けます。
シウスの故郷だったアストラル城で、ちょっとした事件に巻き込まれます。
事件を解決した後、シウスの友人だったフィアの助言から、探し人を見つけることができるという太古の文明の遺物『真実の瞳』を見つけるべく城を後にします。
向かった先はパージ神殿。
さて、今回はそのパージ神殿から進めていきます。
とにかく不気味な神殿でした。
壁に、今にも目を開きそうな顔が刻み込まれた壁とか……。
触れると一つ前の部屋に戻される青いスライムなんかが、通路という通路を駆け回っていて、進んでは戻り、進んでは戻りの繰り返しでした。
なんとかモンスターを倒しながら、スライムたちを受け流し、最深部へと向かいます。
そこで見つけたものは……。
まる信号みたいに色分けされた謎の存在。
ルーン、または原住遺族という存在のようです。
人々の間では“魔力の源”という認識のようですが、どういうわけか仲間のヨシュアは彼女たちのことをある程度知っているようです。
そのことに少し意外そうにしているルーンたちは、最初は主人公たちを追い出そうとしますが、少しだけ話を聞いてくれるようになりました。
ここに『真実の瞳』はないと告げる彼女たちだったけど、とりあえず、ミリーたちの居場所だけはどうやら分かるらしく、教えてくれました。
その代わり、二度とパージ神殿には足を踏み入れないという条件付きです。
さて、落ち葉の降り積もる大陸というのは、どうやらヴァン王国のエクダートという街のようです。
新たに得たこの情報を信じ、次の目的地へ向かう最中、有翼人のヨシュアに改めて仲間になってもらうようにお願いします。
彼は幼い頃に妹や家族を殺した『真紅の楯』という人物に復讐するために旅をしているようですが、今回、快く彼は仲間になってくれました。
主に回復呪紋が使える彼は、後の冒険ではとても重宝しました。
なにより、キュアオール!
全員を回復させるこの呪紋は本当にありがたいのです。
その後、新たな大陸へと向かいます。
ヴァン王国です。
ところが、そこへ向かう前に空から何か巨大なものが落ちてくるのが見えました。
異様なその光景に、一向は巨大な物体の墜落現場へと向かうことにしました。
これがけっこう面倒だったのです(汗)
ここまでだいぶ旅を続けてきたのだけど、墜落現場はなんとこの世界に来たときの最初の街、クラート手前だったのです。
面倒くさいと思いつつも戻ります(苦笑)
なんと、ラティはこの宇宙船の存在をすでに知っていました。
この宇宙船の残骸は、300年後のラティたちの世界にも残っていたらしく、ラティにとっては見慣れた光景のようでした。
そしてイリアによれば、これは例の第3勢力の船だというのです。
墜落してますね。
もう滅んだんじゃないですか? これは
と思ったけど、やっぱり物語は進行していきますw
早くミリーたちと合流しないと!
さてさて、そんなわけで急がないといけないので、またまた元の道を戻っていきますw
一路、ヴァン王国のある大陸まで向かい、そこで最初の街、エクダートに到着しました。
そこでようやくミリーと合流することができました。
エクダートの宿屋でチェックアウトしようとしているミリーの姿を見つけます。
ところが……。
なんと、ミリーは置いてけぼりにされたようですΣ(=゚ω゚=;ノ)ノ ニャント!!
美人の同行者、マーヴェルにそそのかされてお願いされて、イオニスへ向かったというのです。
そこで彼女のかつての兄を殺した『真紅の楯』という名の仇がいるのだとか。
どこかで聞いた話ですが・・・。
なにはともあれ、ミリーを連れてイオニスへと向かったラティたち。
そこで今まさに『真紅の楯』と向かい合っていたマーヴェルとロニキスの二人を見つけます。
家族を殺された恨みを語るマーヴェルに対して、まったく覚えがないという様子の『真紅の楯』は、人違いだろうというのですが、何よりその赤い盾のマークが証拠だと告げるマーヴェル。
けれど『真紅の楯』に向かって闘いを挑もうとする直前、恐ろしい速さ(?)で決着を付けた『真紅の楯』に「命は大事にしろ」とだけ告げられ、そのまま立ち去られてしまいました。
結局、『真紅の楯』を倒せなかったマーヴェルは、そこで合流することができたラティたちの中で、ヨシュアを見つけて表情を強張らせます。
そして、改めてラティたちと旅を共にさせてほしいと言ってくるのでした。
ラティたちも、これから魔王と戦っていく上で、少しでも多くの力を欲していました。
・・・・・・。
ん? 魔王と戦う?(´◦ω◦`)
あれ?
いつの間にそんな話になってたの?
えー、ここでSFC版ならではの事情になってくるのですが・・・。
SFC最大容量48メガの大作RPGの今作ですが、
48メガじゃぜんぜん足りなかったんですね……(汗)
ここに来るまで分かってきたことなんですが、けっこう……なんというか……。
演出上、差っ引かれたようなシーンがちらほら見えてきます……。
先ほどの『真紅の楯』とマーヴェルの戦闘シーンでもそうですが、緊迫する二人が対峙するシーンなのに、音楽がのん気な街の音楽のままで、ほとんど棒立ちになった二人がいつの間にか決着をつけているという状況でした……。
ただ、会話のみ、今、二人の闘いが終わったかのように進んでいくというだけで……。
ロニキスたちと合流してすぐに、突然出たこの『魔王を倒しにいく』というセリフにしても、そもそも旅の本来の目的は石化病の原因ウイルスを見つけるということで、そのウイルス保有者が、この時代の魔王だなんて記述は当初どこにもありませんでした。
いつの間にか魔王討伐の目的が出てきて、しかも、最初からそうでしたよ?と言わんばかりに当然の流れで出てくるので、ものすごく面食らってしまったのですが。
PSP版では、ウイルス保有者=魔王という情報は最初のうちに明かされているようです。
SFC版のみ容量の問題でそのあたりの情報が明かされるシーンが差っ引かれているようです。
いきなり魔王討伐の話がここで出てきてポカーンとするプレイヤーは当時たくさんいたとのこと。
というよりも・・・。
旅の目的を明かすシーンって
一番カットしちゃいけないシーンなんじゃ・・・?
ということで、今日はここまで。
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