レトロゲーム始めました。

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逆転裁判(GBA)その最終回ぃぃぃぃぃい!(セガのゲームは世界一ぃぃぃぃぃみたいなノリで)

最後の逆転

最後の事件です。

今回の被疑者はなんとミツルギ検事です。

まさか、よりにもよってこの人の弁護をすることになるとは……。

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そして今度の戦う相手は狩魔豪検事。

ミツルギ検事の師とも呼ぶべき存在で、彼に裁判テクニックを教え込んだのもこの人だそうです。

そんな人が教え子を追い詰めるべく、法廷に立つというわけです。

しかし、それにはどうも裏があったようです。

そもそも、今回の事件で殺された人物は生倉雪夫という名の人物で、その職業は弁護士です。。

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生倉弁護士は、序盤のエピソードから何度か名前の出ていた“DL6号事件”の被告側弁護をしていた人物です。

そう。今回の事件には過去のDL6号事件と深い関係があるようなのです。

DL6号事件。

それは十五年前に裁判所のエレベーター内で起きた銃殺事件です。

当初、エレベーターには幼い頃のミツルギ検事とその父、御剣信弁護士、それに法廷係官の灰根高太郎の3人が乗っていました。

3人が乗っているとき、突然、停電が発生してエレベーターが急停止しました。

エレベーターの回復にはかなりの時間を要し、その間に酸欠状態になった御剣信弁護士と灰根係官の精神状態は、徐々に不安定化していきました。

あるとき、些細なことがきっかけで二人が争います。

その瞬間、エレベーター内に銃声が響き渡り、直後、停電が回復したその場にあったのは、胸を撃ち抜かれて変り果てた御剣信弁護士の姿でした。

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この事件で、灰根高太郎は容疑者として警察に逮捕されてしまいます。このとき、灰根の弁護をしたのが、生倉弁護士でした。

生倉弁護士は、「酸欠状態で脳に障害を負ったフリをしろ」と灰根に芝居を強要します。(法廷テクニックもへったくれもない・・・・・・)

結果、生倉弁護士は裁判で無罪を勝ち取ることができました。

しかし、この事件によって多くの人々の人生が狂ってしまいます。

警察の要請で事件の霊媒をしたマヨイと千尋先輩の母親である綾里舞子、その母親を失ったことで千尋先輩の人生も大きく変わってしまいました。

もちろんミツルギ検事も。

そして、何より人生が狂ってしまったのは、容疑者にされてしまった 灰根高太郎、そして一線を踏み外した狩魔検事でしょう。

灰根は当時の婚約者を自殺によって失い、狩魔はなんと

他ならぬDL6号事件の真犯人だったのです。

というか……。

そもそも停止したエレベーターで、なかなか3人を助け出すことが難しかった状況の中で、ごく普通(?)の検事である狩魔がどうやって、あっさりエレベーターに侵入できたのか、謎なんですけどね……(汗)

そう。DL6号事件でたまたま灰根が、他の事件の証拠品である銃を持っていたことで、

そこに都合よく侵入した狩魔はうまいことそれを奪いとり、

暗闇の中でまさに神業的なシューティングテクニックで、裁判中、自分に生まれて初めての恥をかかせてくれた御剣信検事の心臓を一撃で撃ち抜いたことには多少、不自然さを感じずにはいられませんが……。

まあ、これも狩魔の並々ならぬ恨みが可能にした奇跡だったのでしょう。

このあたりのトリックを解明していく過程は、ちょっと強引な気がしないでもなかったのですが(汗)

 

それから15年後・・・・・・。

狩魔はまだ満足していませんでした……。

そもそも、恥をかかされたといっても、御剣信弁護士は、勝利の為ならどんな汚い手も厭わない狩魔の不正な行為を告発しただで、狩魔自身の自業自得だったのです。

 

なんという逆ギレ……なんという闇の深さ(´・ω・`)

 

とにかく、御剣信弁護士を殺害してもなお15年も恨みを溜めつづけた狩魔は、15年後に事件後、姿をくらませていた灰根を見つけ出し、ある計画を実行します。

それが今回の御剣信検事の息子である御剣検事による生倉弁護士殺害事件です。

 

……ですけどね。

 

今回は、最終エピソードなのでエンディングもなかなか感動できるものだったんですけど、いろいろ強引というか、納得のいかない展開もいくつかありました(苦笑)

中でも、一番おかしいと思ったのが、事件の当事者である御剣検事です。

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この距離で向き合っていて、「いったい何が起こったのか分からない」なんてことはないでしょう……。

少なくとも自分が銃を撃ったかどうか確信が持てないなんてことがあるでしょうか……(汗)

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まあ、DL6号事件であった“あの事”のせいで、自分が銃を撃ったのかも……と思ってしまう気持ちも分からなくはないのですが、今回、御剣検事のこの曖昧な態度のせいで、だいぶ回り道をした展開だったような気がします。

その割に、ちょっと強引なトリックだったので、なんだか少しシラけてしまった感がありました(汗)

あとすべての黒幕である狩魔弁護士の凄まじい逆恨みっぷりと、歪み切った性格にドン引きしてしまいましたね。

事件を起こした動機がひどすぎる……。

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ということで、今回、様々な法廷バトルを展開したあげく、ついに真実を暴き出したナルホドくんは、なんとか勝利することができました。

ネットのあちこちで拾った情報によると、この後、狩魔検事は逮捕され、その後、なんと死刑に処されたとか。

この事件でナルホドくんと御剣検事、それにヤッパリの3人の過去のちょっとした思い出が語られ、それぞれの今へと続くエピソードもほんの少し語られています。

それらも含め、エンディングはなかなか感動的なもので締めくくられています。

人気タイトルの最初の作品というだけに少し大味っぽさがありましたが、とても楽しく遊べたゲームでした(*´ω`*)

続編もぜひやりたいと思うので、そのうちまたプレイ日記を掲載していきたいと思います。

 

 

ランク
C
ストーリー

:★★★☆☆

オリジナリティー :★★★★☆
グラフィック :★★★☆☆
音楽 :★★☆☆☆
やり込み度 :★★☆☆☆

 

 

 

じゃ、今回はここまで。

 

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*1:画面左の人物。この数秒後にミツルギ検事(?)によって射殺されたことになっている