アナザーコード 2つの記憶(DS) レビュー
はい。
今回はDS版アナザーコードです。
初代DSが出た当初のソフトで、ジャンルは謎解き系のアドベンチャーです。
DSで謎解きといえばレイトンとか、逆転裁判とかイメージしそうですが、
当初、DSでは比較的よく出ていた謎解き系の中のひとつですね。
このあと、Wiiでも続編が出ている本作、それほど重厚な物語ではないですし、
謎解き自体もそんなに難しくはないです。
『触れる推理小説』というキャッチコピーにある通り、DSのタッチパネルを
活用した謎解きが頻繁に出てきます。
ただですね……。
携帯ゲームだからこんなものかなと思ってしまう、あるいは思わせているあたりが、
このゲームの成功した部分ではないかと個人的には思ってしまう程度には、
それほどボリュームはありません。
(以下、ネタバレあり)
登場人物がいろいろ出てきますが、物語の核心部分に関わってくるのは、その中でも本当に一部です。
特に今回の主人公アシュレイとともに謎解きをするディーに関しては、別段、
彼がいなくてもストーリーの進行には特に困らないんじゃないかと思うくらいに
あんまり関わってきません(苦笑)
舞台となっているある島には、過去エドワード家が島を所有していたという歴史が
あるのですが、エドワード家の血なまぐさい過去について当初
語られていたわりには、別段、エドワード家内部で醜い抗争は、そんなには
ありません。
ある兄弟でモメ事があったし、それによって殺し合いなどに発展していくあれこれが
あったりもしますが……。
まあ、よくある話です(苦笑)
今回のタイトルにあるアナザーコードという言葉の意味するところには、
まったく関わってきません(苦笑)
正直、何のためにエドワード家の過去とそれに縛られるディーという登場人物を
現代のアシュレイが巻き込まれるアナザーコードの事件に関わらせてきたのか、
さっぱり分かりません。
物語の途中で、記憶を失ったディーが、過去のエドワード家内で起こった事件について
記憶を取り戻すシーンが何度か出てきますが、それとアシュレイのアナザーコードに
関する事件には直接的な結びつけはないんですね。
なので、何度か混乱しそうになったことがあるのですが、章の締めくくりに必ず
物語の進行状況について確認するシーンがあるため、そこまでカオスに陥ったりは
しませんでした。
けれど、逆に物語中の違和感がはっきりしてしまう部分ではありました(苦笑)
ただ、Wii版で続編が出ていて、本作で登場した重要人物について深く
掘り下げる内容になっているそうなので、ここで消化不良だったストーリー面が
Wii版で補完される内容になっているのかもしれません。
謎解き自体はそんなに難しくはないのだけど、DSの機能をフル活用した面白い
ものでした。
個人的にはジェシカが綺麗で大好きです(笑)
さて、そんなアナザーコードですが、どうも最近新たな続編の噂があるようです。
個人的にはWii版もこのあとプレイしようと思っているのですが、3作目が出るなら
是非やりたいです。
作品自体はけっこう好きですし、キャラクターデザインなんかもすごく好みです。
出てくれたら嬉しいな~。
ランク | |
ストーリー |
:★★☆☆☆ |
オリジナリティー | :★★★☆☆ |
グラフィック | :★★★☆☆ |
音楽 | :★★☆☆☆ |
やり込み度 | :★★☆☆☆ |
ということで、今日はここまで。
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