鈴木爆発(PS)
プレイステーションソフト、鈴木爆発です。
タイトルがシンプルかつストレート。
もうこの四文字がこのゲームのすべてですね。
結果的には一週間で攻略できたのですが、最後の最後までこの鈴木爆発のストーリーがよく分かりませんでした。
一応、ストーリーはあるにはあるようです。
鈴木さんが、次々に送りつけられる『普通』でない爆弾を解体していきます。
以上!!(笑)
普通でないというのが、例えば、『みかん』だったり、『月』だったり、あるいは『海』だったりするんですよね。
最後は人の『影』が爆弾にもなりました。
意味不明でしょう?(笑)
しかも、当たり前だけど爆弾を送りつけてくる何者かは、なにかしらの意図があるらしく、爆弾解体のヒントだったり、何かのメッセージを爆弾に毎回記してきます。
このメッセージを送りつけてくる人は、何が目的なのでしょう。
実際のところ、最後のエンディングまで迎えてもよく分かりませんでした。
というのもこの作品、オープニングからなんとなく感じていたんですが、どことなくカルト作品っぽい雰囲気を持っていて、世間では単にバカゲーだとか奇ゲーに分類されているのだけど、製作者自身はものすごく本気で作りこんでいるという感じを受けます。
これのあとにも、一回目の爆弾を解体してからPVのようなものが流れるのだけど、どれも何かの映画を思わせるような動画でした。
ただ、何がなんだか分からない(笑)
なんで鈴木さんは爆弾を送りつけられていて、送りつけている人は誰なのか、月やら海やらをどうやって爆弾にしてしまっているのか、さっぱり分からない(笑)
ちなみに海の場合、解体に失敗したら本当に地球上の海がすべて爆発して消え去りますw
そんなバカなw と思うでしょう。
そういうゲームですw
月が爆弾に変わったときなんか、鈴木さんがどういうわけだか、どこかの銭湯か何かの煙突の上に立っていて(夢遊病?)、月を見上げて解体が始まります。
文字通りデススターw
ちなみにこのゲーム、だんだんとなんだか調子に乗り始めて哲学的な雰囲気をかもし出していきます。
バカゲーなのに(笑)
例えば海が爆弾の場合ですが……。
(自分でも何を言っているのか分からない)
まあ、海だと思うんですよ。ここは……。
水中を移動していく中で、時々、よく分からない岩の塊が目の前を阻んでいるわけですね。
ん? 何かを見つけたようですが、目には見えないようです。
こういう場合、虫眼鏡のマークのソナーを使用します。
さすが鈴木さん。
ソナーとか普通に持ってるんですね。
すると出てきたのは……。
んんんんんんんんんんんんん!?
潜水艦!?
そう。潜水艦です。
別にこれ自体が攻撃とかしてくるわけではないのですが、単に前に進めないので魚雷を使って破壊します。
え!?
なんで鈴木さんが魚雷なんて持ってるかですって!?
鈴木さんなんだから
魚雷くらい発射できるんです(きっぱり)
水中を移動しながら、こういう岩やら潜水艦やらの障害物を避けたり、破壊したりしながら進んでいくと、やがて見えてきたのがコレ。
なんかまた遠くに見えてきた……。
はい、爆弾本体が出てきました。
海が爆弾って言ってて、実際の爆弾本体は潜水艦なんですね。
これはいったい何が言いたいのか。。。
もっとワケがわからないのが最後に人が爆弾として出てくるわけなんですが。。。
当時はともかく現在ではいろいろと物議をかもしそうですね。
この人、伊藤さんが爆弾となって登場します。
すごい綺麗な人でどきどきしましたw
でも、実際の爆弾本体はコレ。
もう意味がわかんないw
コレ、ナニ!?(笑)
伊藤さん、どこいったの!?
ここに至るまでに、伊藤さんと鈴木さんの間で意味深なやりとりがあるんですが、結局、伊藤さんがどうして爆弾になったのか、なぜ、彼女もまた爆弾を解体していたのかとか、謎自体は全部投げっぱなしです。
ストーリーがまるで分からないまま、結局、エンディングを迎えました。
このあと、エンディングテロップのあとに、これまで解体した爆弾の爆発シーンが流れます。
謎のアイドルが音楽番組に登場して、それに合わせて鈴木さんも番組の中で歌いだしたりとか、とにかく全編に渡って、ゲーム本編と関係ないだろうと思われるところに、妙に力が入っていたりと、前述の通り、バカゲーというよりはカルト色の強い意欲作のように感じました。
ゲーム自体も爆弾解体という作業をパズル的に表現していて、面白いことは面白かったのですが、番人受けはしない感じでした。
ランク | |
ストーリー |
:★☆☆☆☆ |
オリジナリティー | :★★★★☆ |
グラフィック | :★★☆☆☆ |
音楽 | :★☆☆☆☆ |
やり込み度 | :★★☆☆☆ |
ということで、今日はここまで。
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