ドリームキャスト最高! シェンムー最高! 続編はよ(最終レビュー)
ドリームキャスト シェンムー 一章 ~横須賀~ 10.28発売告知 CM
前にも書いた気がするのだけど、レトロゲームハードの中で一番好きなハードと言えば、個人的にはドリームキャストだったりします。
そのドリームキャストの中で最も壮大、かつ浪漫溢れる作品といえば、間違いなくシェンムーです。
魂を揺さぶる音楽、80年代のノスタルジーに満ちた情景、現代では失われつつある、いつかあった人々の触れ合い、そして現代的でありながら神秘的な物語。
自分自身の力で若者が巨悪に立ち向かうというシンプルでありながら燃える展開。
どれをとってもわたしにとっては最高といえる作品です。
これが発売当時、「シェンムー 第一章 横須賀」から「シェンムーII」に名前を変えていったん終了し、そして2018年現在、シェンムー3がようやく日の目を見ようとしています。
もともとは全11章という構成で構想が進められていた作品のようですが、結局のところ、早すぎた名作は世間に受け入れられず、第一章からIIへと名前を変えて、全11章中、6章までを描いたところで中断していたようです。
で、続編のタイトルが今のところ「シェンムー3」のようです。
今度こそ完結させてくれるのか・・・・・・。
とても期待しています。
ただ、不安なのがここに至る前の道のりとして、モバゲーで出された「シェンムー街」、オンラインゲームとして出されるはずだった(?)「シェンムーオンライン」、
いずれも失敗しています(苦笑)
呆れた話としては、99年に散々プロモーション映像で出されていたヒロイン、シェンファにいたっては、一作目では主人公芭月涼の夢の中だけしか出ていませんが、結局、シェンムーIIでは……ネタバレになるのでここでは伏せますが(笑)
『ともに荒れ野の道をゆかん……』
こういうのも前作2作が一般に受け入れられなかった要因なのかなと思うのです。
ヒロインが結局出てこない物語ってどうです?(苦笑)
確かに一作目では原崎望というヒロインがいますが、やっぱり最大のキーパーソンでありヒロインはシェンファだと思うのです。
彼女が出てこなかったのは(正確には全く出てこなかったわけではないのだけど)、そうとうガッカリでしたね。
それだけに、いろんな意味で「3」が楽しみといえそうです。
ただ、本作で目玉だったQTEバトルは、今時は少々古いシステムなので、これをまた出すのはどうかな、と。
ちなみにQTEとは、物語の進行中、様々な危険な場面で主人公芭月涼が咄嗟の判断を迫られる場面があるのですが、それをプレイヤーが反射的に実行できるようにしたシステムです。
要は画面上に突然表示されるボタンを素早く押すことによって、主人公が素早く状況に対応していくというものです。
当然ですが、押し間違えたり押すのが遅かったりすると、対応ができなかったり遅れたりで、それに見合ったペナルティがあります。
場合によっては、失敗が続くとそのイベントはやり直しになってしまいます。
やり直しなのに同じイベントをもう一度見ないといけないのは苦痛でした(汗)
イベントスキップできないし……。
個人的にはあんまりQTEは面白くないので抜きにしてもらって、もっとフリーバトルができるシーンを増やして欲しかったですね。
フリーバトルは、当時、流行った格闘ゲームのようにコマンドを打ち込んでワザを繰り出し、敵を倒していくシーンですが、こっちの方が楽しいのです。
このフリーバトルで自由に主人公を動かして、敵を倒していくシーンでは日頃、様々な場所で練習したワザを出すことができるのだけど、練習することで上がる修練度、この修練度を上げる意味がいまいち分からなかった(苦笑)
一番楽しかったフォークリフトw
たぶん、ゲームとしての面白さは、個人的にはフリーバトルとこのフォークリフトですねw
ゲームの後半、港でバイトをするのですが、そのバイトがフォークリフトの運転で荷物を運ぶ仕事です。
これが本当に楽しいw
フォークリフトでレースもあるのですが、このレースの順位によっては景品がもらえます(笑)
で、そのあとお仕事があるのですが、制限時間内にフォークリフトを操作してコンテナを指定の場所に運びます。
それだけなんだけど、ラジコンを操作するような感覚で動かすこのフォークリフトが面白いw
ノルマを達成するとその分、バイト代も増えますし。
フォークリフトの仕事は「3」でもやれたら嬉しいのだけど、たぶん、ないでしょうねw
そんなこんなで物語は進行していき、やがて港を牛耳るストリートギャングを倒し、香港へと旅立つのです。
出会いと別れ、人々との思い出を胸に主人公は船に乗って旅立ちます。
準ヒロインである原崎がカナダに旅立つ直前、涼も香港に向かうことを知った彼女のセリフで「二人とも旅立つのね」と呟く回想シーンがあるのですが、船に乗る際に思い出すところが胸を打ちます。
いつかまた横須賀に帰ってきたい。
そしてその時には、原崎望もいて欲しい。
そう思わせる切ないシーンでした。
その後、香港に向かった芭月涼の物語が「シェンムーII」で語られるのだけど。
あれから20年・・・・・・。
「長き物語は今、はじまれり」
今といいつつ、20年……。
当時、リアルタイムでこれを遊んだ人は、胸に熱い思いが込み上げていることでしょう。
それは怒りの熱さなのか、嬉しさの熱さなのか……。
本当に「シェンムー3」楽しみです。
ということで、やっと「シェンムー 第一章 横須賀」を攻略したので、また「シェンムーII」の方もやってみたいと思います。
ランク | |
ストーリー |
:★★★★☆ |
オリジナリティー | :★★★★★ |
グラフィック | :★★★★☆ |
音楽 | :★★★★☆ |
やり込み度 | :★★★☆☆ |
ということで、今日はここまで。
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